開発のスピードの裏に過酷な労働

私が、18歳の頃に携帯電話が普及し始めました。そのころの携帯電話は3和音の着信メロディーに利用者が喜んでいたのです。もちろん、メールなどの機能はついていません。単純に通話することが目的のものです。それから二年ほどでメールの機能が付いた携帯電話が出だしたかと思います。そのころには少しだけカラーが使われるようになり、カメラも搭載されていました。

しかし、今見てみると画像が粗すぎて何の写真だかよくわからないものです。そして、あっという間にネットに通信ができるようになり、実にたくさんのことができるようになりました。パソコンも家庭に一台はあるのではないかという勢いで普及しています。こういったIT機器に関しては初めての頃は、難しいながらも気好奇心があるのでいろいろと触ってみようとチャレンジはしてみます。

しかし、昔は通信速度が異様に遅かったり、操作が面倒なことが多く、できなくてももういいや、とあきらめることが多くなりました。そのため、携帯にしてもパソコンにしてもとりあえず使えてると言った程度の知識しかありません。もう少し、貪欲に忍耐強くいろいろと覚えておけばよかったといまさらながら後悔しています。その当時からIT機器はかなりの進歩を遂げており、ほとんどの機能を知らないまま、さら新商品が出回っています。

このIT開発のスピードは速く、新機種がどんどん販売されていた。今振り返るとプログラマの過酷さと比例していると考えるとかなりの重労働だったんじゃないかと思うのです。